岡 弘祠(ニーニョ・リカルドの高弟)

東京フラメンコギター研究会
 〜 レッスンの進め方 〜 
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■名曲とは



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◆入門
  • 入会したその日からレッスンをスタートします。最初の1ヶ月間はフラメンコギター演奏で使われるラスゲアード奏法と呼ばれる弦のかき鳴らしをレッスンします。これはギターを弾いたことのある人でもそうでない人でも同じです。

  • 入門者のほとんどがフラメンコギターの初心者ですので、右手の奏法に関してはエレキギターを10年やった人、クラシックギターを15年やった人、生まれて初めてギターのレッスンを受ける人もスタートラインは一緒です。

  • ギターを初めて弾く人には調弦のやり方や、楽譜が読めない人にはその読み方等を教えスタートします。

  • 1ヶ月位で各種のラスゲアード奏法、ゴルペの打ち方、アルペジオ、トレモロ、スケール(ピカード)等フラメンコギターを弾くために必要な技術を一通り教えます。

◆初級
  • 次は1曲1ページの簡単な曲を選び(5〜6曲)それを弾きながら、最初に教えた奏法を曲の中で仕上げていきます。

  • この時にリズムやコンパス等もマスターしていきます。

  • また、フラメンコギター音楽の曲想等も勉強しながらさらに上を目指して練習していただきます。それで初級編は終わります。
◆中級
  • 中級編ではソレアーレスとアレグリーアスの2曲をレッスンします。

  • これは初級編の5〜6曲とは違い1曲4ページ程、時間にして2〜3分の曲です。この辺までレッスンが進み、これらの曲が弾けるようになると教室をやめる人はほとんどいません。

  • ほとんどの人は半年位でここまで進みます。クラシックギターの経験者では2ヶ月位でここまで進む人も結構います。まるっきりの初心者でも半年もすれば上手くなります。
◆上級
  • 次のレッスンは皆さんがレコードやCDで耳にする世界的に有名なギタリストの曲を使った本格的なものになります。

  • これからフラメンコギターとの長いつきあいが始まります。

  • ニーニョ・リカルド直伝の曲を初め、サビーカス、セラニート、パコ・デ・ルシア、ビセンテ・アミーゴ、トマティートなどの曲を岡弘祠の完全コピー楽譜を使い、レコードやCDの演奏に近いところまで弾けるようにレッスンしています。もちろんそれを超えて欲しいと思っています。
◆発表会
  • 年に一度発表会を開催しています。参加は自由ですがステージでの演奏経験を積むことにより着実にレパートリーが増え,表現力も豊かになります。

  • 岡弘祠東京フラメンコギター研究会の発表会に出演したい人は多くの名曲の中より自分の好きな曲や曲想を岡弘祠と相談して決め、発表会へのスタートを切ります。発表会に出演したくない人もいますので、その人は名曲の中でも2〜3ヶ月で上手に弾けそうな曲を選びレッスンしていきます。

  • 発表会で演奏する人は自分の技術より少し難しい曲をレッスンしますので時間は少しよけいにかかります。この辺りから岡弘祠の本当のレッスンが始まります。